《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
ご飯の支度が終わり、居間に料理を並べる時に弘樹と愛美が、眠っていることに気がついた英美。

ご飯を卓袱台にに並べ、二人の寝顔を静かに見つめる。

いつまで見てても飽きない顔。

英美は二人が起きるまで、見続けていた。



暑くて、暑くて、目が覚める。

体は汗でベットリ。

英美はカーテンを開け、外を眺めた。

日差しが眩しく、焼き付ける太陽。

目を細める英美。

今日も暑いな…

そんなことを考えながら、居間に向かった。

朝食の支度をしていると、愛美の泣き声が聞こえてきた。

英美は急いで寝室に行くと布団の上に座り、大粒の涙を零し泣いている。
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