《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
弘樹は愛美のオムツを、交換しながら愛美に話しかける。

「今日は小西の、じいじとばあばのとこに行きますよ。」

普段は見せない笑顔を零し話す。

無口な弘樹だが、愛美にだけはよく話す。

英美は弘樹の言葉を聞き、実家に帰れることを心の中で喜んだ。



愛美のことを相談するには、やっぱり実の母がいい。

お義母さんにはまだ、相談しづらい。

朝食を早めに済ませ、出かける支度を始める。



大きな荷物を持ち、愛美を抱こうとすると弘樹が後ろから、荷物を取っていった。
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