《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
さり気ない弘樹の優しさ。

英美の好きな一つである。

愛美を抱き、弘樹の後を追う。



久しぶりの実家。

何も変わらない家。

英美は居間に座りお母さんに、愛美の癖を話した。

すると、大きな口を開け笑いだす。

英美は何がおもしろいのかわからず、素っ頓狂な顔をしお母さんを見る。

お母さんは、一呼吸おいて話し始めた。

「あなたも同じことしてましたよ。

お母さんもね、それを止めさせようと口を塞いだりしたんですけどね…」

お母さんの言葉を聞き、英美の顔が赤くなる。
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