《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
夕方まで英美はお母さんと話し、愛美は弘樹とお父さんが遊び、生まれて初めて愛美の世話をしない日。



家事に育児の疲れを少し癒せた。



日も暮れてきたから帰る支度を始める。

英美が愛美を抱き、荷物を弘樹が持ち、玄関へ向かう。

後ろから淋しそうについてくるお父さん。

そして、そのお父さんとは反対に、明るい笑顔のお母さん。

こうゆう時の別れは、女の方があっさりしている。

お父さんは何度も、何度も小さな愛美の手を撫でる。

触れられる度、笑顔になる愛美。
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