《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
「愛美はご飯やおかずやお菓子を食べるでしょ?

誠人はまだご飯もおかずもおやつも、食べれないの。

でもね食べなきゃお腹が空くでしょ?

だからママのミルクを飲んで、お腹をいっぱいにしてるのよ。」

英美は優しく、愛美がわかるように言葉を崩して話した。

「じゃぁ、みてる。」

愛美がどこまで英美の話を理解したかはわからないが、愛美はおとなしく英美の隣に座っていた。



次の日も…

また、次の日も…

愛美は飽きるまで、英美が誠人にミルクをあげるのを見ていた。
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