《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
弘樹は居間に落ち着き、駆け付け一杯といわんばかりにお酒を胃の中に入れていく。

愛美はお義父さんの膝の上で落ち着いていた。



しばらくすると落ち着かない様子の愛美は、大人たちの周りを走り始めた。

大人たちがお酒を片手に盛り上がっているのが、小さい愛美には気に入らない。

愛美を見た弟一家の息子の健太が、愛美を外へ連れ出した。

近くのたんぼで凧あげをする二人。

風に乗り、プカプカ浮かぶ凧。

愛美は初めて遊ぶ凧に夢中になっていた。
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