《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
第三章
悲劇の足跡
夏が過ぎ、過ごしやすい季節になってきた頃―――
愛美を幼稚園に送り届け、英美は家事をこなしていく。
誠人は一人で片付けたばかりの部屋を、散らかし遊んでいた。
寝室の掃除機をかけ終わり、居間に戻ってきた英美は誠人の散らかしたおもちゃを、また片付ける。
掃除をしても、片付けてもまた散らかす誠人。
いつまでたっても埒があかず、英美は誠人を連れて、公園へ散歩に出かけた。
銀杏の黄色い葉っぱが公園を包み、独特の匂いを漂わせている。
愛美を幼稚園に送り届け、英美は家事をこなしていく。
誠人は一人で片付けたばかりの部屋を、散らかし遊んでいた。
寝室の掃除機をかけ終わり、居間に戻ってきた英美は誠人の散らかしたおもちゃを、また片付ける。
掃除をしても、片付けてもまた散らかす誠人。
いつまでたっても埒があかず、英美は誠人を連れて、公園へ散歩に出かけた。
銀杏の黄色い葉っぱが公園を包み、独特の匂いを漂わせている。