《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
冷蔵庫から野菜を取出し台所に立つ弘樹。

結婚前は瑛樹のご飯を作っていたため手際はいい。

男料理の野菜炒めが完成した。

ご飯を食べ愛美と誠人とお風呂に入り、少し遊んで寝かしつける。

だが、誠人がぐずり始めた。

「ママじゃないといや。」

そう叫びながら大声で泣きだした。

弘樹はどうしていいかわからず、手を焼いている。

「ママはしばらく帰ってこおへんからパパと寝るで。」

弘樹はどうしていいかわからず無理矢理、寝かした。

しばらくして泣き疲れた誠人は、頬に涙の跡を残し眠っていた。
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