《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
しばらく、瑛樹が帰ってくるのを待っていたが、夜も更けた為、英美は弘樹に送ってもらう。

後ろ髪を引かれる思いで、靴を履き玄関を出る英美。

英美はきちんと瑛樹と話したかった。

弘樹と結婚するなら、瑛樹の母親になるということ。

今からきちんと関係を築きたいと思った英美。

だが、瑛樹はそれを拒むかのように家には帰ってこなかった。



車に乗り英美は気になっていたことを切り出した。

「何故、今日来るのが遅かったのですか?」
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