《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
「何諦めてんねん。

母親はなんとかする。

お前は結婚の準備を進めてくれたらいい。」

あまり言葉にしない弘樹が、ここまで言ってくれるならと、英美は弘樹を信じてみようと思った。



この日、初めての席は平行線のまま終わった。



だが、英美は結婚に向けて一人で式場を決め、結婚式の準備を着々と進めていく。

その間に弘樹からの連絡はなく、不安になりながらも信じて弘樹を待つしかなかった。
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