落ちない彼の落とし方☆
「こんにちは♪」
2年の田辺先輩がきた。その後ろには、
「こんにちはー」
難部先輩…!
「こんにちはっ」
一応挨拶は返す。
田辺先輩は、アコギ担当の女の子。
でも、なんで田辺先輩と難部先輩が一緒に…?
「あれ?木下だけ?」
難部先輩は部室をキョロキョロ。
「あ、えと、さっきまで栗原先輩いたんですけど、クラス会で抜けました」
「あー、そうなんだ、大変だなアイツ」
難部先輩は栗原先輩とバンドを組んでいる。バンド名は、『シド』。ドラムは栗原先輩、ベースが難部先輩、ギターは高田先輩、ヴォーカルは中川先輩。高3バンドで、全国レベルのバンドである。
「難部先輩、早く教えて下さいよ〜」
田辺先輩がギターを持ちながら上目遣い。
うっざ。田辺先輩うっざ。私の方が可愛いし。可愛い…よね?……。
「わかったって、どこだよ」
「ここなんですけど〜」
うぅー!ずるい!!私はキーボードだから教えてもらうことないし…弦楽器じゃないからなぁ…。物凄くヤキモチを妬きながらパンフレットの整理を続ける。
2年の田辺先輩がきた。その後ろには、
「こんにちはー」
難部先輩…!
「こんにちはっ」
一応挨拶は返す。
田辺先輩は、アコギ担当の女の子。
でも、なんで田辺先輩と難部先輩が一緒に…?
「あれ?木下だけ?」
難部先輩は部室をキョロキョロ。
「あ、えと、さっきまで栗原先輩いたんですけど、クラス会で抜けました」
「あー、そうなんだ、大変だなアイツ」
難部先輩は栗原先輩とバンドを組んでいる。バンド名は、『シド』。ドラムは栗原先輩、ベースが難部先輩、ギターは高田先輩、ヴォーカルは中川先輩。高3バンドで、全国レベルのバンドである。
「難部先輩、早く教えて下さいよ〜」
田辺先輩がギターを持ちながら上目遣い。
うっざ。田辺先輩うっざ。私の方が可愛いし。可愛い…よね?……。
「わかったって、どこだよ」
「ここなんですけど〜」
うぅー!ずるい!!私はキーボードだから教えてもらうことないし…弦楽器じゃないからなぁ…。物凄くヤキモチを妬きながらパンフレットの整理を続ける。