星屑のバラード
ほとんどの男たちが身体を要求してくる

もちろん心はえぐれてしまうけど、何よりひとりになってしまう方が怖かった

わたしのそばから誰もいなくなって、ひとりぼっちになる方が身体を要求されるより、よっぽど怖かった

わたしの中では本当に究極の選択

生きるために必死だったから、これも必要なことだったんだ




そんな中でも、ひとつだけ小さなキャンドルみたいに明かりをともしてくれるていることがある

それは小さい時から大好きな「歌を歌う」ということ

それがわたしの支えになっている

歌がなかったらきっと、もうすでにこの世にいないんだろうなって考える時がある

それくらいわたしには命の次に大切…
いや、命より大切なことかもしれない





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