星屑のバラード
「こんばんはー Hanah です」
「足を止めて下さってありがとうございます。今日も心を込めて歌っていきますので、どうか皆さんの心の中に届けられたら嬉しいです」
「よろしくお願いしますー」
わたしは週に何回か駅前の路上で歌っている
ここで歌い始めたのは、この街に越して来て2ヶ月くらいしてからだったと思う
どうしても歌を歌いたくて、何か行動に移したかったわたしは、バイト先の咲季さんに相談した
「なら、ハナちゃん、駅前で歌ってみたらいいじゃない!」
「私、ハナちゃんのファン第1号ね!」
咲季さんにはポジティブというか、ちょっと強引なところがある
まぁそれが咲季さんのいいところで、面倒見の良さに繋がっているんだと思うんだけど…
咲季さんに思いきり背中を押されてしまったわたしは路上ライヴを始めた
最初は本当に緊張したし、足を止めて聴いてくれる人なんてごくわずかだったけど、今ではわたしの歌声をわざわざ聴きにきてくれる人もいる
とは言ってもまだまだ聴いてくれる人は少ない
わたしの歌う歌は有名なアーティストのバラードのカバーを中心にオリジナルの曲を数曲
夜にゆっくり聴きたくなるような、まったりした曲を歌っていく
「足を止めて下さってありがとうございます。今日も心を込めて歌っていきますので、どうか皆さんの心の中に届けられたら嬉しいです」
「よろしくお願いしますー」
わたしは週に何回か駅前の路上で歌っている
ここで歌い始めたのは、この街に越して来て2ヶ月くらいしてからだったと思う
どうしても歌を歌いたくて、何か行動に移したかったわたしは、バイト先の咲季さんに相談した
「なら、ハナちゃん、駅前で歌ってみたらいいじゃない!」
「私、ハナちゃんのファン第1号ね!」
咲季さんにはポジティブというか、ちょっと強引なところがある
まぁそれが咲季さんのいいところで、面倒見の良さに繋がっているんだと思うんだけど…
咲季さんに思いきり背中を押されてしまったわたしは路上ライヴを始めた
最初は本当に緊張したし、足を止めて聴いてくれる人なんてごくわずかだったけど、今ではわたしの歌声をわざわざ聴きにきてくれる人もいる
とは言ってもまだまだ聴いてくれる人は少ない
わたしの歌う歌は有名なアーティストのバラードのカバーを中心にオリジナルの曲を数曲
夜にゆっくり聴きたくなるような、まったりした曲を歌っていく