冷たい彼は旦那さま
第六章

未来の約束



「遥、夏休みも今日で終わりだし。どっか出かけよう」


「……え?」


「だから、一緒に出かけんの」


いやいや。それは可笑しいよ翼さん。


確かにこの間、翼さんと両想いになったけど。


………未だに実感できてない私。


今日もまだ夢から覚めてないんじゃないかって思うぐらいに。


「早く着替えて」


「え、あ、はい……」


流れに任せて着替える。

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