冷たい彼は旦那さま


一部始終を見ていた女子達がジロっと私へと視線を向ける。


………女子の視線が痛い!


「ほ、ほら!ちゃんと仕事して!」


適当に誤魔化して、仕事へと戻る。


お昼が近くなるに連れてお客さんも増えていく。


この時間は休憩の時間だけど、とても抜け出せるような様子じゃない。



「大地と遥、休憩行きなよ。まだでしょ?」


気を効かせてくれた千秋のおかげで何とか休憩。


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