冷たい彼は旦那さま


でも、直ぐに戻らないと…。


人で足りなさそうだし。


「お疲れさま様」


「ひゃっ!」


ヒヤリとした感触が頬へと触れる。


「なに驚いてんだよ」


「なんだ、大地か……」


「俺で悪かったな」


大地の手から飲み物を受け取る。


「「はぁ………」」


同時に溜息を吐く。


「案外、客多いな」


「有難いけど…つかれたかも…」


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