冷たい彼は旦那さま
なんて冗談なのに、遥はいつも本気にして頬を真っ赤にするから尚更可愛い。
ほんとに、遥の事しか見えて無いからどうしたらいいのか最近はわからない。
「あのね、今日はハンバーグ作ってみたんだ」
こうやってたまに、敬語も無くなるようになってきた。
ほんと、たまになんだけど。
「遥が作ったのはなんでも美味しいよ」
そう言うと、嬉しそうに笑う。
この笑顔が見れるなら、他には何もいらない。
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