双子姉妹の胸キュン恋愛道!
「ショウ君が…、この学校に、いる…。」
美樹から衝撃的な言葉が聞こえた。
この学校の、どこにいるのだろう…。
「どうかしたのですか?」
突然話しかけられ、驚いて横を向く。
そこには優しそうな笑顔をした男性が一緒に屈んでいた。
「あなたは?」
「申し遅れました、私は、西大寺美樹様の執事の池坊真之(いけのぼうまさゆき)でございます。」
「キ、キャサリンの執事、ですか…?」
「さようでございます。」
キャサリンの執事ならショウ君の情報を何か持っているかも!?
「執事さん、今お時間ありますか?ってありますよね?」
「美樹様がリムジンに乗り込みましたので、私も行かなければなりませぬ。」
「そんなのいいから、ちょっと来て。」
琴音は強引に真之を引っ張って行った。