双子姉妹の胸キュン恋愛道!



「なんて…。」



「なんて…。」



美樹と花子の目が同時に輝く。



「可愛い顔をしているの。」



「イケメンなの。」



美樹は博人の傍に行き、花子は真之の傍にゆっくりと近づいた。



「あなたお名前は?」



「東大寺花子様の執事、花房博人と申します。」



ニヤリとしながら頭を下げる博人。


その姿を美樹はショウと被らせた。



「あなたお名前は?」



「西大寺美樹様の執事、池坊真之と申します。」



微笑みながら丁寧に頭を下げる真之。


その姿を花子は元樹と被らせた。



「花子ちゃん。」



「美樹やん。」



2人がニコニコしながら頷く。


そして、美樹が博人の腕に、花子が真之の腕に、それぞれ自分の腕を絡ませた。


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