双子姉妹の胸キュン恋愛道!



初音は元樹とショウが同一人物だと知ってからも、琴音には何も言えないでいた。


一方、琴音は同一人物とはまだ知らず、悶々とした日々を過ごしていた。


ショウ君が同じ学校の生徒だったなんて…。


一体、誰なんだろう…。


私のクラスには男子生徒が15人。


学年は5クラスあって大体、80人ほど。


3年生、1年生を合わせると、200人以上、この学校に男子生徒がいる。



「その中からショウ君を見つけるのって難しいよねぇ~。」



はぁ、とため息をつきながら携帯を触りだす。


ショウのブログをじっと見つめる。


定期的に記事はアップされていて、琴音も欠かさず見ているのだが、記事を見ているだけでは何か手がかりになりそうな物は見つけられない。



「そういえば…。」



ふと気付いた事があった。


< 160 / 229 >

この作品をシェア

pagetop