双子姉妹の胸キュン恋愛道!
「姉妹ケンカは良くないよ。」
優しくなだめる元樹に向かって2人並んで素直に頭を下げた。
「ごめんなさい。」
その言葉を聞いて元樹がまたニコニコ微笑む。
「で、しょく、がどうしたの?」
再び尋ねられると初音は顔を上げ、目を合わせて覚悟した様に叫んだ。
「植物園、私と一緒に行ってくださぁあい!」
「いいよ。」
元樹はニコニコしたまま即答した。
最後、ちょっと声が上ずったけど、良く頑張ったよ、と琴音は心の中で拍手を送った。