双子姉妹の胸キュン恋愛道!



「琴音。」



「はい…。」



ショウの顔が目の前まで近づいて、ニヤリと笑う。



「琴音は俺だけの物だからな。」



「ショウ君…。」



バシッ!



「早く答えろよ!」



初音に妄想の世界から戻された。



「時間ないんでしょ?」



琴音が時計を見ると、午後11時55分になっている。



「たいへーん。あと5分。まるでシンデレラね。」



ガラスの靴を履いた琴音姫をショウ王子が追いかけてくる。



「ガラスの靴が似合う琴音姫…。」



バシッ!



「だ・か・ら、早く答えろって!」



また現実に戻された。


< 80 / 229 >

この作品をシェア

pagetop