あめのひ
「夢に君がでたんだ。」

「どんな夢?」

犬はうれしそうに聞きかえします。

彼は夢のことをはなしました。

犬が泣いてたこと。

こころがあったかくなったこと。

不思議に思ったこと。

ぜんぶ、話しました。

犬はそれをぜんぶ聞いて言いました。

「僕は、」

犬はとまりました。
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