ありのままの君で
茉莉は明るくて強くて凛としてクラスの人気者だった。

でも,

ある人があたしたちを引き離したんだ。


『ねぇ…茉莉ってウザくない?』

突然始まった茉莉の悪口。あたしは何も出来なかった。


そしていつの間にかそれはイジメになった。

理由は誰にも分からなかった。ただ゙ウザイ"それだけだった。


それでも茉莉はイジメから逃げずに立ち向かった。

だからあたしは応援した。苦しい時は2人で屋上でサボっていた。


─ある日─


今日も屋上でサボっていた。

茉莉のイジメはすごくなっていた。
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