ありのままの君で
キーンコーンカーンコーン


2時間目の終わりのチャイムが鳴った。

『次数学だ…。ヤバ…』
あたしは頭が悪かったから成績をとるために行かなきゃだった。

『茉莉、ゴメン!!次数学だから行くね。』

『うん…。がんばってね。』

あたしは出口に向かった。

あれ?確か今日自習だったよね。じゃあ行かなくていいじゃん!!

『茉莉!!』




振り返ったら茉莉は屋上から飛び降りていた…。

『茉莉!!』


あたしは下を見た。


茉莉は赤く染まっていた。



『いやぁぁぁあ!!』
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