彼女が笑えば、世界は色づく。




彼女は視線に気付いたのか、爽を見た。




その時、何か無数の眩い閃光に身体中を射抜かれた気がした。




それぐらい鮮烈で、息が止まるかと思うほどだった。





ふいっと視線を逸らすと、彼女が突然爽の視界から姿を消した。




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