彼女が笑えば、世界は色づく。




屋上へ通じる、ドアはもうさびれかかっており、開けると、嫌な音がした。




空は綺麗な青空が広がっている。




爽やかな風が吹いて、爽の少し茶色がかった髪がなびいた。






だだっ広い屋上を見渡すと、森野蒼が運動場のほうへ足を投げ出して座っていた。







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