彼女が笑えば、世界は色づく。




「はい、じゃあ見崎!この問題やってみろ」


いきなり指名されて、黒板を見ると
難しそうな数式が並んでいた。




「え、俺転校してすぐっすよ!」



「さっきやり方は説明しただろう。まさか聞いてなかったことはないだろうな?」



周りからはクスクスと笑い声が漏れる。



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