彼女が笑えば、世界は色づく。





「サッカーでご飯を食べていけるの?
あなたも、もう中学二年生なら分かるでしょう?」





「そういうこと言ってるんじゃないんだよ!部活ぐらいやらせてくれたっていいだろ!」



爽が母親に反抗するのが珍しいのか、
もう小学校から帰ってきていた妹が心配そうに見つめる。




何事だい?と、おばあちゃんとおじいちゃんも様子を見に来た。



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