馬渕くん、馬渕くん。
そんなことに後悔しつつも、ちゃんと頭は働いていたようで。
「ん...何?」
そう彼に言われてハッとした。
なんか違和感あるんだけど...気のせいよね?
気にしない、気にしない。
もうこうなったら勢いに任せて言うしかないじゃない!!
告白くらい、積極的な女の子になりたいのよ!
「すすす好きです!付き合ってくだしゃ、ください!!」
あ〜〜〜
嘘でしょ?
告白でも失敗しちゃうなんて。
チラッと彼の横を見ると、チャラ男が固まっていた。
.....そういえばアンタいたんだったわね。
もう、失敗しまくりで冷静につっこめるわ。
なんて何気なくそのチャラ男の上履きを見てみると。
えっ.....2年生?!