君のとなりがあたたかくて···

幕が降りたあと

俺は劇の途中だったが、ゆいのことで頭がいっぱいで体育館を飛び出していた。

もちろんゆいの携帯に何度も電話したがつながらない、

「もしかしたらあそこにいるかもしれない、とにかく早くゆいにあわないと」

そう言って学園内を無我夢中ではしった。
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