君のとなりがあたたかくて···
「···どんなはなしがいい?」

初めてこちらから質問した…。


「そうですねぇ~やっぱり恋愛小説ですかね!」


「···無理」


「やっぱり当然ですよね。じゃあ先輩からみて初心者でも読みやすいやつをお願いします。」


「…わかった、考えとく」


まためんどいことを引き受けてしまったと思っていたが河上もひとりで暇なんだろうと思ったのである。
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