君のとなりがあたたかくて···
「高校の入試試験のときわたしは駅でどの電車に乗ればいいか迷っていたんです。そしたら先輩が·今から高校行くからついてくるといいよ·って声かけてくれたんですよ」
「…それが俺かわからないんじゃ?」
「わかりますよ…だってわたしに声かけるときも本で目線あわせないようにして話し方も独特でぜったい少し間が空きますから」
「…」
たしかに駅で迷子になっている中学生に声かけた記憶はあるが照れから顔をみなかったんだよな
「それから、少しして毎日保健室にくる先輩があの時に声かけてくれた人だって見てたんです」
「……」
恥ずかしい過ぎてなんて言葉にしたらいいかわからない
「…それが俺かわからないんじゃ?」
「わかりますよ…だってわたしに声かけるときも本で目線あわせないようにして話し方も独特でぜったい少し間が空きますから」
「…」
たしかに駅で迷子になっている中学生に声かけた記憶はあるが照れから顔をみなかったんだよな
「それから、少しして毎日保健室にくる先輩があの時に声かけてくれた人だって見てたんです」
「……」
恥ずかしい過ぎてなんて言葉にしたらいいかわからない