君のとなりがあたたかくて···
その日の夜
奏汰の部屋

一応今日河上のために買ってきた本を読んでみることにした。

内容はある少女が妖精を助ける。そのお礼に星に3つだけ叶えたいお願い事ができるようになる。しかし、そのお願いを使う度に少女自身の記憶がなくなっていく、しかし、少女は困っているひとのために3つすべて使ってしまう、そして最後少女はすべての記憶を失うという物語だった。

「···河上に渡しにくい内容の本だな。」


すべてを読んだあとそう思ったのだが本はこれしかない

「とりあえず河上にはこれを渡すしかないか···」


月曜日が来るな!と思いながら寝ることにした。
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