君のとなりがあたたかくて···
「そろそろ起きてくれないか?」


「もう少しだけこのままで」


実際唯が起きてからというもの、下から唯の目線がきていて目のやり場に困ってしまう


「先輩、もう花火終わっちゃいましたか?」


「少し前にな···」


「あ~先輩と花火みたかったなぁ~」


「また今度だな」


「残念です」


「そろそろ帰るとするか?」


「そうですね、もうだいぶ遅い時間ですし」


俺の携帯の時間は8時30分を表示していた。


「家まで送る···」


「はい」


そういって神社をあとにした
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