君のとなりがあたたかくて···
さすがに帰り道までは手をつながないだろうと思っていると

「先輩!今日はとても楽しかったです!」

といって唯が手をつないできた


「ちょ··手をつなぐのはもういいだろ!」


と手をふりほどこうとするが唯ははなしてくれない


「駄目です!家に帰るまでがデートなんですから!」


「遠足か!」


「あはは!」


どうも手をふりほどくのは無理そうなのであきらめた···

「先輩、今日は本当に迷惑ばかりかけてすみません」


「別に迷惑だなんて思ってない···」

「···ありがとうございます」


少し間が空き···

「先輩、雨があがったあとの星空きれいですね」


「そうだな」


2人は歩くのをやめて星空をみる
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