君のとなりがあたたかくて···
「奏さん幼稚園の頃その子のこと好きだったんじゃ?」


「どうだったかな?あんまり覚えてないな実際本人に声かけられるまで気づかなかったからな」


「あやしい···」

「なにがだ?」


「その転校生もしかしたらまだ奏さんのこと好きだったりするかもです」


「いや、なぜ好きだったというのが前提になってんだ!」


「女の勘です!」


「はぁ~まったくそんなことがあるわけないだろ!」


と唯の頭にぽんと手をのせる


「わかりませんよ!」
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