【短編】思い出
あっ―――


俺はある出店の所で目が止まった。


「おっ!金魚すくいあんじゃーん☆健、競争だぁぁ!!」

「・・おう」


金魚すくい――


俺も同じところを見ていた。


小さい子が破れてしまい、泣いていたり、めっちゃ上手いのか何匹も取っている奴も居る。


あれ・・??


横を見るともう慧は居なく、もう金魚すくいの所に居た。


「健ーー!!何してんだよーー!早く始めるぞーー」

「分かってるって・・(笑)」


俺は笑ながら金魚すくいのところまで向かった。
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