【短編】思い出
――「着いたぞっ!!」


辺りを見渡すと特にこれといったものがあるわけでは無く


普通の山の中。


なのになんでわざわざ山の坂道をのぼってきたんだ??


もう俺は疲れたんだけど・・。


「なんでここまで来たんだよ??」

「んー?空見てみろよ?」


俺は上を向いて空を見た。


すると空にはキラキラ輝く星で空が埋め尽くされていた。


「スゲぇ・・。」

「だろ?ここ星がキレイなんだ。まぁ晴れてなくちゃダメだけど。」


しばらく2人で空を眺めてた。


いつも空なんて全然見てなくて新鮮だった。


小さい頃はあの星を見て不思議がってたのにな・・。


いつのまに空を見なくなったんだろ??
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