【短編】思い出
「よっしじゃ花火やるか☆」
慧はポケットをゴソゴソし始めてライターを取り出した。
「準備万端じゃん。」
「まぁなっ。」
俺たちはしゃがんで向かい合った。
「じゃ、始めまーす!!」
2人で火をつけて線香花火が落ちないようにじっとしていた。
「きれいだな。」
「おう・・。」
こんなに短い線香花火もこの時はすごい長い時間に感じた。
空には満点の星空
俺たちの仲を見守っているような気がした。
―――このお祭りがきっかけで・・慧との距離がぐっと縮まった。
それからの俺は色んな奴とも仲良く出来るようになったし、
恋して騒いだり
変なことで笑ったり・・
本当に青春していたんだ――・・
慧はポケットをゴソゴソし始めてライターを取り出した。
「準備万端じゃん。」
「まぁなっ。」
俺たちはしゃがんで向かい合った。
「じゃ、始めまーす!!」
2人で火をつけて線香花火が落ちないようにじっとしていた。
「きれいだな。」
「おう・・。」
こんなに短い線香花火もこの時はすごい長い時間に感じた。
空には満点の星空
俺たちの仲を見守っているような気がした。
―――このお祭りがきっかけで・・慧との距離がぐっと縮まった。
それからの俺は色んな奴とも仲良く出来るようになったし、
恋して騒いだり
変なことで笑ったり・・
本当に青春していたんだ――・・