【短編】思い出
それから2週間ほど俺は忙しかった。


まず――


高校の友達にお別れを告げると


「どうしてだよッ!!」


「行っちゃやだぁぁー!!」


「私・・ずっと佐々木君のこと好きだったのにーー・・。」


など色々言われたんで謝ったり色々した。


まさか告白されるとは思わなかったけどな・・(笑)


あと編入試験も受けに行って


荷物まとめをして


新しいアパートをお母さんと決めに行ったり―‥‥


まぁ慌ただしく過ぎていったんだ。


「健ーー!!行くわよ・・?」

「おう・・。」


そして、


俺は荷物を持って家の扉を閉めた
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