【短編】思い出

―――


「それじゃあこれからよろしくね？佐々木君。」

「はい・。宜しくお願いします・・。」


俺は応接室で担任の先生の軽い説明を受けてクラスへと移動する事になった。


移動中担任は俺に話しかけてくれた。


『クラスの生徒達は良い子ばかりよ』


『きっとすぐ佐々木君馴染めると思うわ。』


きっとすごく良い先生なんだろう。


変な先生じゃ無くて良かったし！！


「それじゃあ一緒に入って来て？」

「あ・・はい。」


ガラガラガラガラー・・


ドアを開ける音ともに俺と先生が教室に入る。


みんな俺を見て驚いてるっぽい。


まぁ俺も転校生とか来ると騒いでたタイプだし気持ちは良く分かるよ(笑)


「えーと見ての通り転校生の佐々木君です。後残りの高校生活を過ごしていく仲間です。色々教えてあげてね。」


「うぃーー♪」

「分かってるってー☆」


このクラス・・


かなりノリが良いクラスかもしれない・・な。