這い出ろ!サダ子さん
雨が降り出した、その日の夜
「……」
アナログテレビからズルッ…と貞子が出てきた先は、ゴミ置き場だった。
「……」
しばらく茫然とした後。
「不法投棄ッ、許さんッッ!」
なんか涙目で癇癪起こして喚き散らす貞子。
…俺はそれを、部屋の中から見ていた。
おーすげー。
電源入ってなくても出て来れるのな…。
呪いのビデオテープ恐るべし。
「ちょっとお兄さんっ!」
貞子は俺に気付き、すぐに見上げる。
「入れてよ!中に!濡れてるんだから!」
いかがわしく聞こえるからデカイ声で叫ぶな。
「……」
アナログテレビからズルッ…と貞子が出てきた先は、ゴミ置き場だった。
「……」
しばらく茫然とした後。
「不法投棄ッ、許さんッッ!」
なんか涙目で癇癪起こして喚き散らす貞子。
…俺はそれを、部屋の中から見ていた。
おーすげー。
電源入ってなくても出て来れるのな…。
呪いのビデオテープ恐るべし。
「ちょっとお兄さんっ!」
貞子は俺に気付き、すぐに見上げる。
「入れてよ!中に!濡れてるんだから!」
いかがわしく聞こえるからデカイ声で叫ぶな。