這い出ろ!サダ子さん
迷っていても仕方ない。

とりあえず鍵を開け。

「……」

恐る恐る。

俺は部屋のドアを開ける。

「あ♪」

いきなり貞子と目が合った。

いつものクリクリした可愛らしい瞳。

てか、貞子その格好なに。

いつものワンピース脱いで、素肌にエプロンとか。

裸エプロンなんて高等テクニック、何処で覚えた?

別の意味で衝撃を覚えた俺に、彼女は言う。

「おかえりなさい♪絞殺にする?刺殺にする?それともやっぱり…」

ニッコリ微笑んで。

「じゅ・さ・つ?」

< 66 / 70 >

この作品をシェア

pagetop