這い出ろ!サダ子さん
「もう…」
貞子は俺の上に馬乗りになったまま、上気したように頬を赤らめた。
「ミイラ取りがミイラになるって、こういうのを言うんですかね…?」
サラリと零れ落ちる美しい黒髪を掻き揚げる貞子。
「今日で七日目…どんなに考え直そうと思っても、お兄さんを呪う気になれませんでした…」
「え…」
顔中にキスマークをつけたまま、俺は貞子を見上げる。
「もしかして、お兄さんが私を呪ったんですか?だから私、お兄さんを呪えなくなっちゃったんですか…?」
「え…や…あの…」
貞子は俺の上に馬乗りになったまま、上気したように頬を赤らめた。
「ミイラ取りがミイラになるって、こういうのを言うんですかね…?」
サラリと零れ落ちる美しい黒髪を掻き揚げる貞子。
「今日で七日目…どんなに考え直そうと思っても、お兄さんを呪う気になれませんでした…」
「え…」
顔中にキスマークをつけたまま、俺は貞子を見上げる。
「もしかして、お兄さんが私を呪ったんですか?だから私、お兄さんを呪えなくなっちゃったんですか…?」
「え…や…あの…」