イジワルなキミの腕の中で


うーん。

よくわからないけど私には言いたくないってよっぽど嫌われてんのかな?


でも友達になりたいって言い出したのは加野君だし。



んー……わからない。



腕組みしながら加野君の背中を見つめる。



なんだか寂しそうな気がするのは私の気のせいかな。



後で央太に相談してみよう。



そう思いつつ


休み時間が終わりそうだったので教室までダッシュした。


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