エリートな彼に恋してる。(更新停止中)







怒涛の仕事の日々が続いた。

毎日遅くまで残業をして、クタクタになって帰った。

仕事をこなすスピードが急激に上がり、上司からも驚かれた。

奏とはほとんど口も聞かなかったし、もちろん奏の家にも行かなかった。





これでいいんだ。

あたしの望んでた結果じゃん。







そして、例外なく今日もパソコンを睨んでいると……






「お疲れ」




海崎さんが気にして声をかけてくれる。

あたしは、ぼーっと海崎さんを見た。

海崎さんはふっと笑い、




「酷い顔だな」




そう言って、あたしに栄養ドリンクをくれる。




「篠山、最近無理しすぎだよ」




海崎さんはそう言って、自分の栄養ドリンクをきゅっと開ける。




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