エリートな彼に恋してる。(更新停止中)





あたしの脳が奏と中谷を別人と判断した瞬間、すっきりした。

憧れのベーシスト酙と中谷が知り合いではないと思うと、気分が楽になった。



そうだよね。

仕事もプライベートも充実。

そんな都合のいいことはあり得ない。






あたしはこの場を立ち去ろうと腰を上げたが……

立った瞬間、頭にかぁーっとアルコールが上る。

まずい。

思ったよりも酔っているみたい。




必死で立とうと頑張るが……


身体が言うことを聞かず……




バタン……




あたしは音を立てて部屋の前に倒れていた。




< 48 / 194 >

この作品をシェア

pagetop