エリートな彼に恋してる。(更新停止中)






「おはよ、篠山さん」




不意に声が聞こえ、ビクッと身体を起こす。

その瞬間、




「ひゃあぁぁぁ!!」




叫び声を上げて身体を押さえていた。




だって……

だってあたし……

服を着ていなかったから。





何が起こってるの?

何かの間違い!?




だが……






「ごちそうさま」




奴はそう言ってあたしの前にしゃがみ、ポカーンと空いた唇を親指で触る。




「!!?」




思わず身を引いてしまった。

訳が分からないことばかり起こっているから。

あたし、酔っ払って……

何をしたんだろう。




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