エリートな彼に恋してる。(更新停止中)
中谷の家は、あたしの家から徒歩圏内だった。
その事実があたしの恐怖をさらに駆り立てた。
家に戻ったあたしは、へなへなと地面に座り込む。
その間にも、あたしの頭の中を中谷とのやり取りが流れていった。
ムカつく!
ムカつくよ!
あたし、なんでこんなに遊ばれてるんだろう。
あの冗談の通じない中谷に!
……冗談の通じない?
いや……
今朝の中谷は、冗談みたいな男だった。
中谷……
一体、何者!?